Jamais vu

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考え方の違いはどこからやってくるのか?人間関係を楽にする4つの考え方。

      2016/04/19

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考え方の違いは受精卵から始まっています。

「なんであの人はああ考えるのだろう?」

「どうにかあの人の考え方を変えられないか?」

そんなふうに、職場や恋愛などで【考え方の違い】に悩まされることがあります。

そんなときに人間関係を楽にするための考え方を4つ書きました。「考え方の違いはどこからやってくるのか?」という話です。

①考え方の違いは受精卵

人ってどうやってできあがるんでしょうか?

人はお母さんの細胞とお父さんの細胞がひっついてできます。

それを受精卵と言います。

そんなことここに書くまでもないことですよね。でも「考え方の違い」を考えるときにはそこまで立ち戻るといいんです。

受精卵というちいさなちいさな細胞がまずあって、その受精卵は全員違うんです。

卵子と精子が同じ人って、クローンや双子でないかぎりないことです。

そこからもうすでに人の違いは始まっています。

最初のかたちが違えば、考え方が違っていてもなんの不思議もありません。むしろ、考え方が違うほうが自然なのではないでしょうか。

②考え方の違いは脳

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それから受精卵は赤ちゃんのかたちになるまで成長します。

そのときどうやって脳がつくられるか知っていますか?

ぼくは先日知りました。

『脳のなかの水分子』という本に脳がどうやってつくられるのか丁寧に書かれていました。

脳のかたちって不思議ですよね。

あれが誰かが設計したわけでもなく、誰かが手を加えたわけでもなく、できあがるわけです。

どうやってあのかたちがつくられるのでしょうか。

それも木や雲が生まれるように自然にです。。。

脳は水のうごきに合わせて生まれます。

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お皿から立ちのぼる湯気を見たことがありますか?

湯気って、よく見ると、上にあがるだけでなく、いくつもの湯気の線がのぼりながら、

その線が途中で2つに分かれて、くるくるとうずを描くんです。

その湯気のうごきを『プリューム型熱対流』と呼びます。

言葉は置いておいて、熱というのはそのような特徴的なうごきをすると思ってください。

水のなかに熱があらわれたときもおなじ動きかたをします。

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お母さんのお腹のなかにある受精卵は、自分から出る熱を追うようにして、脳をつくっていきます。

水のなかを動く熱をたどって、脳のかたちがつくられる。

それはあたりまえのことですが、非常にアナログな方法ですよね。

だから人それぞれ脳のかたちは違うんです。

脳のかたちからも、考え方の違いははじまっています。

③考え方の違いは身体

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そうなってくると、身体はどうなんだという話になります。

身体もとうぜん違います。

形も違えば、内蔵などのつよさも違ってきますよね。

冷え性の人もいれば、暑がりの人もいる。

皮膚炎になりやすい人もいれば、頭痛が出やすい人もいる。

もっといえば男性と女性は身体のかたちが全然違います。

人はみんな自分の身体と折り合いをつけながら生きていきます。

・病気
・性
・身体のおおきさ
・顔のかたち
・人種

その人の身体の状況があって、その人の考え方があるわけです。

身体のかたちもアナログにつくられるわけですから、そこからも考え方の違いが生まれます。

④考え方の違いはコトバ

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赤ちゃんとして世界にとびだして、それからいろんな言葉を聞きます。

言葉をおぼえます。

大阪弁と福岡弁はちがうし、東北弁と関東弁もちがいますよね。

それはあるものの呼び名自体が違うこともあれば、イントネーションや、語尾が違ったりします。

大阪に住んでいる人と、北海道に住んでいる人は、覚える単語や、覚える単語の順序が違うわけです。

それと同じように、佐藤家に生まれた人と、川上家に生まれた人は、覚える単語や、単語の順序が違うんです。

佐藤さんの家は、かなりポジティブな家で、つまらなかったら自分で楽しくしよう!と考える家かもしれません。

川上さんの家は、その反対に慎重で、つまらなそうなところにはそもそも行かないで済むようにしようと考える家かもしれません。

それは言葉にあらわれます。

どうやって言葉を覚えるか?も考え方の違いをつくります。

考え方の違いはずっと前からはじまっていた

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人の考え方の違いをつくる要素を見てきました。

・受精卵
・つくられる脳
・つくられる身体
・言葉をおぼえること

考え方の違いが受精卵から起きているなんていわれても、遠すぎて意味がわからないかもしれません。

でも、「そんなに昔から考え方の違いは起きているかもしれないのか!」と思えるとすこしラクにならないでしょうか。

どんなに頑張っても、相手が受精卵だったときや、言葉を覚えているときにまでさかのぼって、受精卵を変えたり、覚える言葉を変えたりすることはできませんよね。

こうやってスケールを大きく考えると、「考え方の違い」もあってあたりまえのもので、むしろ、ないとおかしいものだと感じられるのではないでしょうか。

言葉を覚えてからも、人は家族や学校、テレビや雑誌、友人や恋人から、なにかを受けとりつづけて生きていきます。

それらの情報も、人の考え方をつくります。

それらの環境も、人と人のあいだに「考え方の違い」をつくるわけです。

こんなに「違う」のに、なぜか理解し合えたり、共感できたりする。そう考えた方がおもしろく生きられるのではないかとわたしは思います。

そのような視点で「考え方の違い」に向き合えるとすこしリラックスしていただけるのではないでしょうか。

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画像の引用元
熱対流の画像
熱対流と脳の画像