"ジャメ・ヴュ"は魔法。

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え、ジャメヴュって??

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’ジャメヴュʼとは、世界の見かたが変わること、です。

はじめからそんなことを言われても、

ん? ってなりますよね。

 

「デジャブ」って体験したことありますか?

見たことがないはずなのに、

なんだか見たことがあるような気がする、

あのデジャブです。

 

デジャブは、日本語になおすと、

’既視感ʼということばになります、

なんだか小難しいですね。

 

この人とこのラーメン屋に来たことはないはずなのに、なぜかこのラーメン屋でこの人が目のまえに座っているこの光景を、前にもみたことがあるような、、、そんな感覚。

かなり不可思議な感覚ですよね。デジャブ(既視感)、ぼくは3ヶ月に一回くらいあります。

 

デジャブはフランス語です。

んで、’ジャメヴュ’もフランス語なんです。

フランス語でジャメヴュは、デジャブの反対の体験のことをあらわしています。

 

デジャブは、既視感。

ジャメヴュは、未視感です。

 

まだ(未)みていない(視)かんじ(感)のこと。

・・・・・こうやって分解してみても、ちょっとよくわかんないですよね。

ぼくも説明しながら、

うーん、と、すこし混乱するくらいなんです。

 

でも、集中して、届くように書いてみます。

 

ジャメヴュ(未視感)というのは、

いまみている光景を、まだ(未)したことのないみ(視)かたで、視ることです。

そのときの、「はっ」とするようなかん(感)じ、

なにかが溶けるような、自由になるようなかん(感)じを、

’ジャメヴュ’ と呼びます。

 

たとえば、

まいにち顔をつきあわせている異性がいて、

そのひとといつもの変わらない会話をしているときに、

ふと、そのひとの手が美しいことに気づいたときのような感じです。

 

そんなこと?とかんじるかもしれませんが、

それは、

あたらしい視方で、

その異性を視られた瞬間でしょう。

 

毎日つかっているエレベーターのドアを

あらためて見て、

「あれ、こんな色だったっけ?」

と気づいた時のような感覚でもOKです。

 

ジャメヴュには、

このように些細にかんじられるものもあれば、

そのジャメヴュ1つで、人生が変わるほど世界が一変してしまうものもあります。

 

ただぼくは、

ジャメヴュに、どれがすばらしいというのはなく、

どんなジャメヴュも世界の見かたを変える

かげがえのない体験だと思っています。

 

それこそが人にとっての前進である、

とすら言える体験です。

 

他にも、

すこしちがった方向から例をあげてみましょう。

そうですね、うーんと、

’時間ʼってありますよね。

 

時間って、あたかも世界にはじめからあった、

みたいなきがしませんか。

 

地球がいっかいまわったら1日。

地球が太陽のまわりをいっしゅうしたら1年。

と、そう決めたのは、

人です。

それを

もっとわけて、

10時28分、とか、21時04分、とか、っていう時刻を

つくりだしたのも、

人だし、

それを全世界で

おなじになるように、ぴったり合わせたのも、

人なんですよね。

 

あたかも時間って、はじめからあったみたいに在るけれど、

時間って、

じつは人がきめたルールなんです。

 

だからなに、ってことはないのですが、

そうやって過去にだれかが、

時間や時計を

つくってくれたから、

いまのわたしたちは、

それにあわせて起きられるし、

電車にのれるし、

だれかと待ち合わせて、

映画をみられるし、

海外のひとともやりとりができます。

 

あまりに身近にある

’時間ʼのようなものをあらたに捉えなおせたときにも

ジャメヴュは起こります。

 

悩みや行き詰まりから、1歩外に出るには、

ジャメヴュがひつようです。

 

 

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