Jamais vu

ことばとからだの情報サイトです。カウンセリングレーベル Jamais vu が運営しています。

*

自分に自信をもつってなに。

      2016/07/22

「自分に自信をもて」

とはよく言われる言葉です。

 

ではいったい自分に自信をもつとは

なんなのでしょうか。

 

ぼくはこういう言葉は

かなり無責任だと思っています。

 

言っている本人は自信をもてているのかもしれないけれど、

その本人が自信のもちかたや

自信とはなにか、

それからその自信をもてたのは偶然ではないのか?

というようなことについて

思いを巡らせているようには思えないからです。

 

では「自分に自信をもつ」ってなんでしょうか。

 

その言葉のなかには色々な意味が

あると思うのですが、

そのなかの1つ「感覚」に

ついて話をしようと思います。

 

人には感覚があって、

それを使って日々「選択」をしています。

 

日々のなかには些細な「選択」もあれば

仕事をえらんだり、

パートナーをえらんだり、

住む場所をえらぶような

大きな「選択」もあるでしょう。

 

その「選択」をするときに

自分のささやかな「感覚」を

大事にできるか?

というのが

「自信」だと思っています。

 

たとえば、

ランチやディナーの場所を探すとしましょう。

そのときに「食べログ」で

評価をみるのもいいでしょう。

 

ただそれだと自分の自信にはつながりません。

自分の「感覚」をつかっていないからです。

 

ランチやディナーを探すときに、

街を歩いて

「お、この店渋いな」とか、

「あ、この店すてき」というような

自分の琴線に触れるようなものを

えらべるでしょうか。

 

本屋で本を眺めているときも同じです。

ぴんとくる本があったとしましょう。

 

今はインターネットでその本について調べられます。

そこで、

他の人の評価に頼るのではなく、

自分の「感覚」を信頼できるか。

 

自分の「感覚」への信頼のつよさや

自分の「感覚」へ賭けられる心の大きさが

「自分に自信をもつ」ことです。

 

自分の「感覚」に賭けることだけが、

純粋に「自分で選ぶ」ことなんです。

 

頭で論理的に選ぶことも、

ランキングや星の数で選ぶことも、

「選択プロセス」を

外注しているにすぎません。

 

「自信」について考えているかたに

すこしでも助けになれば。