Jamais vu

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共感能力を高めるシンプルな3つの方法。

      2016/04/19

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共感能力はコミュニケーションをするうえで大切なものだと言われはじめています。

共感能力は3つの手順で高めることが可能です。

①相手に興味をもつ
②横を歩く
③相手の仕草を観る

この3つです。共感能力ってなんなのかをときほぐしながら、3つの手順について書いていきます。

共感能力っていったいなに

共感能力はコミュニケーションの基本だ。と言われますが、

共感能力とはいったいなんなのでしょう。

どんな仕組みで、共感能力ははたらいているのでしょう。

特に「共感能力」が足りていないんじゃないか、と思う人にとって、ただ「共感能力を高めよ」と言われても、「共感能力」自体がよくわからないのではないかと思います。

ぼくもそうでした。

人の感情や考えに”共感する”ということが昔はいまいちよくわかりませんでした。

共感能力とまね

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共感能力というのは、まねをする能力なんです。

人の心や感情は、見えるものではないですよね。

それなのに、なぜか心や感情を感じられるときがあります。

それはどうしてなのか。

それは心や感情が、身体にあらわれているからです。

人は自分の心や感情を、むいしきに身体であらわしています。

わかりやすいのは表情でしょう。また声のトーンというのも、感じやすいところかもしれませんね。

人の表情を見て、その表情を自分で”まねしてみる”、そうするとその相手の感情がなんとなくわかってくるんです。

それは声のトーンや仕草でも同じです。

共感能力のための細胞

人には脳のなかに共感能力のための細胞があります。はじめから共感するための能力が人にはそなわっているんです。

その細胞のことを、”ミラーニューロン”といいます。

この細胞は、人を見ているときに自動でうごいている細胞です。

人があくびをすると自分もあくびをしてしまうことがあるかもしれません。

人が鼻歌を歌っていると他の人も鼻歌を歌ってしまうという場面をみたことがあるかもしれません。

それは、ミラーニューロンが働いているからなんです。

そんなふうに他の人の仕草をまねするようにさせるのがミラーニューロンなんです。

ミラーニューロンは、人にまねをさせて、ものを覚えやすくさせたり、共感能力を高めたりする働きがあるといわれています。

共感能力を高める方法

共感能力を高めるための具体的な方法をここからかいていきますね。

手順は3つです。

①相手に興味をもつ
②横を歩く
③相手の身体を観る

①相手に興味をもつ

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まず共感能力を高めるには、相手に興味をもつことです。

そんなの当たりまえじゃん!と言われそうですが、日々のなかではなかなかむずかしいことでもあります。

日常というのは、同じようなくり返しでできていますよね。

学校にいくにしても、職場にいくにしても、意外と会う人も、する行動も同じになることが多いです。

同じになることがいけないわけではありません。

ただ、よく会う人には興味をもつことがあまりないかもしれません。

もう一度、自分がもっているイメージや知っている出来事などを忘れて、その人に興味をもって向き合ってみるというのはおもしろいものです。

「自分ってコミュニケーションを処理するようにこなしていたなあ」と気づくかもしれません。もしくは、「自分って前から人に興味をもってたよなあ」と気づくかもしれません。

どちらにしても、そこが共感のスタートになります。相手に興味をもてないと感情や考え方に共感することもむずかしいからです。

②横を歩く

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2つ目は横を歩くことです。

共感能力を高めたいときには、自分が先に先に進むというより、相手の横を歩くような会話をこころがけるといいでしょう。

そのためには、相手が言ったことが自分に伝わったのだということを、しっかり相手に返答していくことです。

A「きのう買い物行ったんだけど、すごく安くて良いコートを見つけたの!」

B「へ〜どんなコートなの?」

という会話があるとします。
これがダメだというわけでは全くありません。

この言葉だけではわかりませんが、Aさんは安くて良いコートを”見つけた”話をしたいのかもしれませんよね。

C「へ〜安くて良いコートかあ。それは嬉しいね。」

と返すこともできます。

どんなコートなの?と話を先に進めることもできるし、相手と同じ場所にとどまることもできます。

どちらが共感的か?というのは簡単にジャッジできませんが、言葉だけでみると、Cさんの方がAさんの言葉そのものに反応しているかもしれません。

Bさんは「Aさんはコートの中身の話をしたい」のだと、自分で判断していますよね。

会話は自由ですので、それはダメだと言いたいわけではありません。

共感能力を高めるという面で言えば、Cさんのように、相手の横を歩く返答を心がけるといいでしょう。

だからといって相手の言葉をくり返すだけだとつまらなくなりますので、バランスには気をつけてみてください。

③相手の身体を観る

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3つ目は相手の身体を観ることです。

②の会話を見ていたときに、言葉だけを見ていても実はAさんの感情はしっかり読みとれませんでしたよね。

もし目の前にAさんがいたら、「コートの話」をしたいのか「見つけて嬉しい話」をしたいのかもっと分かったかもしれません。

それは目の前に人がいれば、その人の言葉以外のメッセージを観ることができるからですよね。

・仕草や表情
・声色や語尾の調子など

そのようなものを日々のコミュニケーションでも意識してみましょう。

意外と、目の前に人がいても、言葉だけを受けとってしまうことが多いです。

目の前の人から、言葉以外のメッセージも受けとるようにしてみましょう。

それだけでぐんと共感能力は高まります。

共感能力を高めるために

共感能力を高めるための方法について書いてきました。

共感能力は相手をまねる力だという話から、共感能力を高める3つの方法

・興味をもつ
・横を歩く
・身体を見る

について書きました。すこしでもコミュニケーションの助けになれば嬉しいです。