Jamais vu

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学習能力を高めるコツはたったの2つ。

   

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学習能力というのは、日々をたのしくするための力です。

あたらしいものを発見し、それに興味をもって近づいていくには、学習能力が必要です。

そのためにできる2つのコツを紹介しました。本も1冊紹介しています。

受験勉強や学校の勉強、大学での研究にも使えると思います。

学習能力「学ぶ」とは

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学ぶってなんでしょう。

英語に”study”ということばと”learn”ということばがあります。

どちらも日本語に訳すと「勉強する」という意味になり、英語をけっこう学んだ人でも、その2つをあまり区別しません。

よくよく調べてみると、英語ではおおまかに2つはわかれています。

”study”「与えられたものを習得すること」。

“learn”「疑問について自ら調べること」。

2つはかなり違っていますよね。

「勉強」というのは、どちらかというと、学校から与えられたり、塾から与えられるなにかをこなす作業です。

それにたいして、「学ぶ」というのは、みずから問いを見つけ出し、それについて調べていたら、また問いが生まれ、また調べて・・・・というふうになっていく、過程のことをいうのでしょう。

「学ぶ」ことは、自分のなかのアンテナが、ふっと興味をもち、「なぜだろう」「もっと知りたい」というきもちを求めることなのではないでしょうか。

ですから、マンガについてでも、アニメについてでも、映画についてでも、音楽についてでも、もちろんゴミについてでも、それを追求すれば、学びになり、学問になっていきます。

「学ぶ」とは、自ら興味をもち→疑問をもち→調べることです。

学習能力「習う」とは

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習うとはなんでしょう。

習うというのは、他者をとりこむことではないでしょうか。

自分ひとりではなかなか「自分」というカラをうちやぶるのはむずかしいものです。

師や、尊敬できる人や、すごい!と思える人をみつけたとき、人は「自分」のカラをうちやぶることを考えずにはいられません。

結果がどうあれ、頭のどこかで、いまの自分から飛び出そうとはするでしょう。

その「感じ」やその「感じ」をもって師やすごいと思える相手から、教えをうけたり、ワザを盗んだりすることを「習う」というのではないでしょうか。

「習う」とは、尊敬すべき人の「生きる姿勢」をからだで吸収することです。

なので、「習う」には直接会うことが大切です。動画やラジオでもいいのですが、なかなか生の情報量にまさるものはありません。

学習まとめ

ここでいちどまとめておきましょう。

学ぶ:自ら興味をもつ→疑問をもつ→調べる
習う:「生きる姿勢」をからだで吸収する

学習能力を高めるコツ2選

Final Kejuaraan Atletik PORPROV DIJ cabang olah raga lompat jauh di Stadion Mandala Krida, Jogja (6/8). HERMITIANTA/RADAR JOGJA

Final Kejuaraan Atletik PORPROV DIJ cabang olah raga lompat jauh di Stadion Mandala Krida, Jogja (6/8).
HERMITIANTA/RADAR JOGJA

学習能力を伸ばす方法について、書いていきましょう。

方法は2つです。

①興味のリミッターをはずす
②問いをたてるための本

①興味のリミッターをはずすコツ

学習能力をのばすには、まずは興味のリミッターをはずすことです。

人は日々興味をもって生きています。

ただ、生きていくなかで、その「興味」の感覚をふさぐようになっていきます。リミッターをかけるんですね。

自分が「興味」をもっていいのは「この範囲」までだ、と。

リミッター

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たとえば、小さなころには不思議だと感じたものをおとなになるにつれて不思議だと感じなくなります。

それは、大人になってなにかが分かったからではなく、大人になることでその「不思議だ」という気持ちをおさえるようになるからです。

たとえば「空が青い」のはどうしてか。「くだものが甘いのはなぜか」。

この疑問そのものではなくても、ちいさなころに疑問をもったことはなにかあったでしょう。

空が青いことを説明できる人がいますが、それで青さの説明がしきれるわけではないんです。だからやっぱり「不思議」はのこる。

なんだけど、大人というのは、用事が多いものです。仕事もあるし、人付き合いもあります。

そのために、そのような「興味」をおさえてしまうんですね。

リミッターをはずす方法

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リミッターをはずすには、「身体の感覚」をするどくすることです。

このブログでは何度か紹介しているのですが、「スワイショウ」という動きがよいでしょう。

この動きは太極拳や中国武術でとりいれられている動きで、さまざまな効果がありますが、こんかいは「身体感覚」をするどくするという意味で紹介します。

うごきはとてつもなく簡単です。

腕を振るだけ。

できるかぎり重力にまかせるようにして、腕を前後に振ります。自分で振っているというよりは、重力で落ちてブランコが前後に揺れるような感じです。

googleで探した動画を貼っておきます。
https://youtu.be/nVfdqsNFr0Y?t=1m47s

だいじなのは振ろうと思わないことと、小指の感じに集中してみること。

これをやっていると、身体があったかくなったり、腕がびりびりすることがあるかもしれません。

続けているうちに、感覚がするどくなり、自分がいままでかけていたリミッターにも気づけるようになっていきます。

行動もできるようになる

「興味」がひらいてくるような感じがするでしょう。

「興味」の感覚がひらいてくると、「これ行ってみたい!」というきもちも強くなってくるかもしれません。

そうなってくると、最初はむずかしいかもしれませんが、だんだんと、そういうものに手をのばしたり、足をむけたりできるようにになっていきます。

②問いをたてるための本

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学習能力には問いをたてることが大切です。

「これはどうしてこうなったのだろう?」

「どうしてまちがえたのか?」

「どうしたらつぎは間違えないようにできるだろう?」

「なぜこれはこうなのか?」

というような問いです。

問いをたてるには、自分の想像もしなかったようなスケールの問いを立てている人の話を読むといいでしょう。

スケールの違う問いを知ると、小さな問いを気軽にたてられるようになることが多いです。

今回紹介するのは『寝ながら学べる構造主義』という本です。

この本はまさに寝ながら学べる本です。構造主義ということばはなにやら「むずかしそう」にみえるとおもうのですが、著者自身が、「寝ながら学べる本がほしい!」と思ったことからかかれたものなので噛みくだいてかかれています。

易しいです。

構造主義というのは、20世紀の後半に世界を180°ひっくりかえした考え方です。

ぜひ読んでみてください。

学習能力は生きるちから

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はじめにもかきましたが、学習能力というのは、日々をたのしくするための力です。

ぜひコツを1つでも活かして、学習能力をたかめてみてください。