Jamais vu

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このままでいいのかと思った人が行動できるようになるまでの道しるべ

      2017/03/15

compass01

このままでいいのか。ほとんどの人がそう思った経験をもっているのではないか。

自分はこのままの自分でいいのだろうか。このままの仕事でいいのか。このままの人間関係でいいのか。やってみたいと感じたことに手を出してみなくていいのか。

「このままでいいのか」と感じる対象は1つではなく様々にある。「このままでいいのか」という感じを解消するまでの道のりと、方法について書く。

葛藤を味わう

「このままでいいのか」と思うときというのは、悪い感じしかしないだろうか?

そんなことはないのではないかと思う。「このままでいいのか」と思うとき、「今のままでもいいよなあ」というぼんやりした感じと、「今のままではよくない」という変えたい気持ちが同時にあるのではないか。

「このままではよくない」と思っても、現状を変えることには不安がつきまとう。不安なことはしたくない。でも不安と同時に変化に対する期待もあるはずだ。

はじめにやることは、それらの<感じ>の全体を感じてみることだ。

・このままでもいいと思っている感じ。
・現状を変えることへの不安。
・現状を変えることにたいする期待。

それらが混合した葛藤を自分のなかで、きれいに整理するというのではなく、混じったままにあることを感じてみる。絵の具が水のなかで混じり合っているような。

「このままでいいのか」を解きほぐす

ぼくは「このままでいいのか」と思ったからと言って、今すぐに変えたほうがいいとは全く思わない。「このままでいい」かもしれないし、他にもう進みたい道があるのかもしれない。

自分の「感じ」を感じてみたら、次は自分がどうして「このままでいいのか」と感じているのかをゆっくり解きほぐしてみる。1日ではたぶん難しい。日数はけっこうかかると思う。

ぼんやりと「このままでいいのか」と感じているとしたら、その対象はなんだろう。自分自身についてだろうか。それとも仕事について。サークルや部活について。恋愛について。家族や友人関係についてだろうか。

それらのうちの1つではなく、いくつかが混じり合っているのかもしれない。

静かな時間

解きほぐすためには、半日ほど刺激的なものから離れる時間をとってみよう。テレビ・スマートフォン・音楽・漫画・本。そういったものから距離をとり、公園に行って池をぼーっと眺めてみたり、河原を散歩してみたり、温泉や銭湯に行ってりラックスしてみたりする、

なにが思い浮かぶだろう。都市に住んでいると、静かな時間は貴重だ。静かな時間のなかにいると、気になっていることが自然に浮かんでくる。

それはなんだろう。

そこで浮かんだものが自分の内側にひっかかっているものだ。

「こういうところが嫌だ」「こういうところが変わったらなあ」という気持ちかもしれない。反対に「こういうことがしてみたい」「こういう方向に進んでみたい」というイメージかもしれない。

これは静かな時間を一度つくったら必ずわかるとは約束できない。ただ、静かな時間を意識的にもつようにしていると、外のものに奪われていた時間や意識が、自分の気持ちの方へと宿りやすくなる。そうしていると「このままでいいのか」という思いの中身がすこしずつわかるようになっていくはずだ。

あ、でも外のものに意識を向けることが悪いと言っているわけでは全然ない。「このままでいいのか」と思うなら時間の使いかたのバランスをとることが1つの方法だというだけの話だ。

行動するとき

もし「このままでいいのか」が「現状を変えたい」だと気づいたなら、次は動くことだ。

行動はすぐにできる人もいれば、なかなか進まない人もいるだろう。どちらがいいというのではない、自分なりのスピードで進んでいけばよいと思う。

なにについて変えたいのかによって、その方法を考えてみよう。

コミュニケーション

もし今の人間関係/コミュニケーションについて変えたいと感じているならば、自分の身体に意識をむけてみてほしい。

コミュニケーションをするときに自分の仕草はどうか、姿勢はどうか、緊張はどこにあつまっているか、声の使い方はどうか。

苦手な相手と話すとき、人は相手の顔や身体を観られないことが多い。そうしていると、いつまでもそのパターンは繰り返してしまう。ただやっぱり苦手な相手を面と向かってみるのは難しい。それなら、思いだしてみるだけでもいい。苦手な相手を思いだしてみる。そして、相手の表情や仕草をすこしでも思い返してみる。そのとき自分はどこに力がはいっているのか。みぞおちが緊張しているか、肩が緊張しているか。それを感じてみる。

そう自覚しておくと、次にその場面に出会ったときに、状況をほんのすこし変えられるだろう。そのほんのすこしがコミュニケーションにはとても重要だ。身体の状態がすこし変わると、その場の空気は結構変わる。そうすると話し方や声色、選ぶ言葉が変わっていく。

仕事

今の仕事について変えたいと感じている人へのおすすめは、仕事以外の時間を貴重なものと捉えることだ。

状況によるので汎用性をもたせて書くのが難しいのだけれど、まず本当に死ぬほどつらいなら今すぐやめたらいいと思う。ここからは死ぬほどはつらくないという前提で書く。

仕事以外の時間がもしあるのなら、その時間に人と会うことだ。転職サイトなどで仕事を探すのはなかなか難しい。今の仕事よりも望みに合う仕事が見つかる確立はそれほど高くないと思う。

興味があるイベントがあれば行ってみる。そこですぐに人とつながれなくてもいい。また別の興味あるものに行ってみる。実際に足を運ぶことだ。そうしているうちにいつかどこかで気の合う人とつながるだろう。新しい場所に参加するのはなかなか億劫な人もいると思うのだけど、面と向かって会う力は想像以上に強い。

急がないことだ、とぼくは思う。今すぐに現状を変えたいという気持ちはあるだろうけれど、だからと言って今すぐ辞めるというわけにもなかなかいかないはずだ。

あるていど長いスパンで、興味のあるものに近い人と会っていると、人が仕事をくれたりする。それに興味のあるものに近い人のなかには、その興味のあるもので仕事をしている人がいくらかいるだろう。

そういう中に入っていくと、自分もそれができるような気がしてくる。というより、やることに抵抗がなくなる。それが自然なことと思えるからだ。

そうなってきたら、すこしずつ準備をしていくというのでもいいと思う。

ここで大手の転職会社での転職を紹介しても仕方ないので、自分で仕事をつくる流れみたいなものを紹介してみた。

このままでいいのかと思ったら

このままでいいのかと思ったら、刺激から離れる時間をすこしでも持つことだ。それからすこしずつ動いていく。動くなかで人に会う。

状況というのは、革命のように急に変えることもできるけれど、多くの人にそれは難しい。なので、堅実に、長いスパンで自分の底から変えていく方法を書いてみた。

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