Jamais vu

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嫌なことばかり思い出す人へ。解消法2選。

      2016/04/05

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嫌なことばかり思い出すという状態がある。

それはどのような状態かというと、

「停滞している状態」だ。

心か体が停滞していると、嫌なことばかり思い出すようになってしまう。

停滞をぬけだす方法について話をしたい。

嫌なことばかり思い出す

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嫌なことばかり思い出すのは嫌なものだ。

職場で理不尽なことを言われたことや、

恋人とケンカをしたこと、

駅で人に強くぶつかられて倒れてしまったこと、など。

 

嫌なことをひとりで思い出してしまうことってある。

なにかもっと楽しいことや生産的なことなどを考えたいと思っても、

そういう状態に入り込むとなかなか頭が切り替わらない。

あれはどうしてなのだろうか。

嫌なことばかり思い出すのは停滞のせい

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嫌なことばかり思い出す状態から、

なかなか抜け出せないのは、

停滞のせいだ。

心と体の停滞。

体の停滞

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体の停滞とは、

血流やリンパ、

神経や筋肉の停滞のことである。

 

なぜそれが「嫌なことばかり思い出す」ことと関係するのか。

それは、

人は体全体で思考しているからだ。

 

「嫌なことばかり思い出す」というのは脳の状態である。

そのときの脳をイメージしてみよう。

思考は脳のなかの”電気の流れ”として存在している。

 

「嫌なことばかり思い出す」というのは、

おなじ回路ばかり、”電気”が流れているということだ。

 

どうして同じ回路ばかり通ってしまうのだろうか?

それは電力に余裕がないからだ。

電力に余裕があれば、別の道をたどる可能性をつくることができるが、

電力がギリギリしかなければ、一番通りやすい道を通ることになるだろう。

 

その通りやすい道が、いま一番気になっている「嫌なこと」になってしまっているのだ。

 

電力に余裕をつくるには、

体全体から脳に強い流れを送る必要がある。

 

冷え性・肩こり・腰痛・ろっ骨の痛み・手足のしびれ・慢性鼻炎…。

さまざまな慢性疾患があるけれど、

それらの症状は”体の警告”であって、余裕が低下していることのサインである。

 

すべてを治療しつくす必要はない。

ただ、それらを解消することで開ける脳の可能性は大きい。

脳に流れるエネルギー量が増えるからだ。

心の停滞

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「嫌なことばかり思い出す」のには体の停滞の影響が大きい。

その停滞を流していく方法についてはあとで書く。

先に心の停滞について簡単に書いておこう。

心の停滞とは、感覚を動かせないことを言う。

 

その場で、

「嫌なことばかり思い出す」ときの自分をすこし思い出してほしい。

どんな感じがするだろう。

 

おそらく「嫌なことばかり思い出す」ときというのは、

「思い出している内容」はいつも異なるものだと思うが、

「気持ちがどうにも晴れないような感じ」は同じだろう。

 

その「晴れない感じ」から脱け出せなくなっているのだ。

「感覚」が停滞している。

心身の停滞から脱けだす方法

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①心の停滞から脱け出す方法

②体の停滞から脱け出す方法

①心の停滞をながす

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心の停滞は”感覚の停滞”だと書いた。

「嫌なことばかり思い出す」ときの感じをどう他の感じに移し替えていくか?

 

簡単に言えば気分転換のようなことだ。

気分転換と言われても、それがむずかしいからこの記事を読んでらっしゃるのだと思う。

気分転換自体をどうはじめるか?

その場でできることから書こう。

 
Ⅰ.音に意識を向ける
部屋のなかの空調の音や冷蔵庫の音、そこからだんだんと遠くの音を探してみる。車の音や風の音、人の話す声なんかが聞こえるかもしれない。

Ⅱ.体全体にぎゅーっと力をいれる・ぎゅーっと伸びをする。
入れられるところからでかまわない。すこしずつ力を入れて前進の筋肉を収縮させてみる。手足をのばしてぴーんと伸びをしてみる。これは椅子に座っていても、床で寝ていても、立っていてもできる。

Ⅲ.あったかいものを飲む
家の水道でもいい。お湯を沸かすのでもいい。コンビニで買うのでもいい。あったかいものを飲もう。

Ⅳ.外に出て開けたところに行く
河原や公園、広場や美術館などひらけたところにいくといい。近くになければ、うろうろしてみて一番ひらけたところに行けばいい。ひらけたところにいくと、心も開ける。

ここまでやれば「嫌なことばかり思い出す感覚」から他に移っているはずだ。

ぜひ試してみてほしい。

②体の停滞から脱け出すための2冊

心の停滞は比較的かんたんに抜け出せるので即効性がある。

ただ、なんでも同じだが即効性のあるものは効果も短い。

より根本的に解決するには、体の停滞を解消していくことだ。

 

体の停滞から脱け出すてっとりばやい方法を伝えてくれる2冊の本がある。

1冊目は『ヒモトレ』だ。

これが筋肉の不調に効果的だ。

ぼくは様々なボディーワークに触れてきたが、

体に興味のない人にでもかんたんに始められて最も効果のあるものがこれだと思っている。

ヒモを一本つかうだけで、肩こりや腰痛を自分で治していきやすくなる。

ぼくも肩こり撃退ワークショップをしているので、そちらに来ていただければ目の前でより効果的に伝えられるはずだ。

筋肉の停滞がとれると、頭にエネルギーがめぐり、思考が変わる。

2冊目は『ペットボトル温灸』だ。

この本は、治療家の若林理砂さんが書かれた本だ。

若林さんは日々のなかで簡単にできる養生法を発信されている方で、

この『ペットボトル温灸』は特に簡単に、体の停滞をとれる方法だ。

経絡にペットボトルを当てるだけで、体の停滞が流れるようになっていく。

体がスッキリして、思考も変わる。

思い出す内容ではなく状態を変える。

嫌なことばかり思い出すのは停滞が原因だと書いてきた。

「思い出していること」そのものを変えるのは難しい。

そうではなく、その状況や、自分の状態を変えることで、

嫌なことばかり思い出すことから離れられる。

ぜひ試してみてほしい。