Jamais vu

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空気を読めないと感じる人へ。今すぐできる3つの解決策。

   

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空気を読めないことに悩まれて相談にこられるかたはかなりいらっしゃいます。

空気というのは目に見えないもので、その読みかたを幼いころに学ぶ機会がなかった人は、それ以降に自分でそれを学ぶのはかなり難しいことだとおもいます。

ただ、空気の読みかたを学ぶことは可能です。それも目の前で伝えられれば短時間でかなり上達していただくことができます。

空気を読めない人が空気を読めるようになる方法を、丁寧に書いてみようとおもいます。

空気とはなにか

空気とはなんでしょうか。空気というのはなにやら目に見えず、とらえどころの無いもののように思えます。

ピンとした感じ。ひやっとする感じ。よどんだ感じ。うまくいっていない感じ。調和した感じ。

空気というのはその場や集まっている人、その時間や誰かの行動によって、千差万別に変わります。

空気というのはなにが作っているのでしょうか。

空気とは見えるもの

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空気は、主に人の身体の緊張がつくりだしているものです。だから空気は実は目に見えているんです。

人間の脳にはミラーニューロンというものがあります。ミラーニューロンは他者を真似るための神経細胞です。

わたしたちは、他者の緊張状態をコピーすることを無意識にしています。

だから、力の抜けた人と一緒にいるとリラックスするし、なにかにイライラしている人といると落ち着かない。

そういうものなのです。

いろいろな人の緊張状態が混じっているのが「空気」です。

その混じり合った緊張状態がどのような状況なのかを学ぶことで、空気を読むことができるようになっていきます。

たとえばAさんが講師に向かって失礼な言葉を発したとします。

そのときAさん以外の人は、「え?」と思って身体を緊張させるでしょう。

その身体の緊張の集合が、「ひやっとする空気」だったり「張りつめた空気」をつくりだします。

舞台や大事なプレゼンの前に、発表者の人が集中力を鋭くしているときというのは、その部屋全体が「ピンとした空気」を纏いますよね。

あれもひとりの集中状態が、他の人にも伝播することでつくられる「空気」なんです。

日本と空気

日本人は空気を読みすぎるとい言われます。それは日本人の習慣なのです。

日本人は細やかなものを捉えることを文化としてきました。茶や花や芸事もそうです。

か細く消え入りそうなものに美を見出してきた部分があります。

だからこそ、人の細かな動作や仕草にも目が向くようになっているのです。

それが空気を読みすぎると言われる所以です。いいことなのか悪いことなのかぼくにはわかりませんが、日本人の細やかな部分がぼくは好きです。

空気を読めない人は非言語コミュニケーション

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さて、空気を読めない人はなにをしたらいいでしょう。

空気を読めないと感じている人は、非言語コミュニケーションを今までよりも意識して日常を送るといいでしょう。

人の仕草や表情、姿勢や緊張状態を、コミュニケーションのなかでも大事なものと見なして、生活することです。

そうしていくことで、人の言葉以外のメッセージを読みとりやすくなっていきます。

集団といっても、個人の集まりです。個人の非言語メッセージを読みとれるようになっていくと、集団が醸し出す非言語メッセージについても読みとれるようになっていくでしょう。

空気を読めない人がやるべきこと3選

非言語メッセージをよみとるためにできることを3つ書きます。

自分の感情と動きの連動を調べる

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人のことを知るにはまず自分のことを知る必要があります。人のことをいくら見てもなかなか人のことはわからないものなのです。

人と人は人間という部分で共通しています。だから、自分の仕組みを知ることで、人の仕組みを知れる部分が多々あります。

まずは普段の自分の身体の動きと心の動きの関係性に今までよりも注意を向けてみましょう。

緊張しているときに自分の身体はどんな緊張状態をつくるでしょうか。嬉しいときはどんな仕草をしますか。怒っているときは?

そんなふうに日々のなかの感覚と身体の状態を対応させてみましょう。それが集まってくると次第に人のことも分かるようになっていくでしょう。

他者の動きを観る

自分の身体と心の関係性に目を向けることと同時に、いままでよりも他者を観察する意識ももってみましょう。

観察といってもじーっとみるのではなく、ぼんやり全体をみるようにするといいです。

ぼんやりみていると、人の身体の動きから感情が入ってくるような感じがしてくるはずです。

それを繊細に掴んで、行動してみましょう。そうすることで空気が読める感じがすこしずつつかめてくるはずです。

身体の感じを大切にする

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さいごに身体の感じを大切にすることを書きます。

空気を読めないと感じている人は、自分の感覚を信頼できないことが多いです。話を聞いてみると、空気を感じられているのにそれを活かして行動できていない。

もうすこし、自分が感じる感覚を信用して、行動できるといいと思います。

上記で書いた
・自分を観察する意識
・他者を観察する意識

の2つをやっていくと、今までよりも自分の感覚を強く感じるようになっていくはずです。それを信用して、こっちに動いた方がよさそうだと思う方に動いてみてください。

そうしているうちに「空気を読めない」という感じからすこしずつ読めるかもと思える方向へむかえるはずです。