Jamais vu

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絵を描くと人を理解できる(2)

      2016/09/23

先日は

誰でも良いデッサンを描けるようになるための

本を紹介しました。

 

 

今日は

どのようにして絵を描くことが

「人を理解すること」や

「人に共感すること」と

関係するのかについて書きます。

 

ぼくはこの『脳の右側で描け』を

読んで

どれだけ自分がモノや人を観ていないのか

について思い知らされました。

 

毎日のように

鏡やガラスにうつる自分の顔をみているのに

その自分の顔すら

小学生のラクガキのようなものしか書けない。

 

それはこの本によると、

ある時点から「観る技術」が

向上していないことを表しているようです。

 

実際、

何百人という人に

家の絵を描いてくださいという実験をすると

8割以上の人が

長方形のうえに2枚の屋根をのせたかたちの

家を描くのだそうで、

 

それは小学4年生くらいの子どもたち

と同等の絵だと

本に描かれていました。

 

だからといって、

それが良くないことだというのではなく、

それは「観る技術」を習っていないから

仕方のないことなんです。

 

家を描いてくださいと言われると、

パッと自動的に

長方形に屋根をのせた家が浮かんで

それを描いてしまう。

 

人を描いてくださいというと、

体全体にたいして

頭が大きく

首のない人を描いてしまう。

 

ぼく自身この本をやる前はそんな状態でしたし、

人がモノを記憶する力って

意識していなければそんなものです。

 

腕時計を描いてくださいと言っても

画家やデザイナーの人でもなければ

正確に書ける人は少ない。

 

不思議ですよね。

 

これはコミュニケーションにおいても

同じなんです。

 

相手を目の前にして

話している。

 

相手を観ていると思っているけれど、

あまり観ていないんです。

 

そこで

コミュニケーションのたびに

表情や仕草を

まったく新しいものとして

観察できるようになると

 

相手への理解や相手への共感の

深さが変わってきます。

 

人はモノや人を観ていると思っているけれど、

実は過去の記憶を観ているだけであることが

多い。

 

それはコミュニケーションにも

深く関わっている。

 

ということを今日は書きました。

次回はどのようなところを

観察するとコミュニケーションは

変わっていきやすいのか。

について書きますね。

なにはともあれ

『脳の右側で描け』

ほんとうにオススメです!

これで絵を描けるようにならなかったら

ぼくが返金してもいいくらいのいきおいで

おすすめします。